コーヒー豆を新鮮に保つ!コーヒーの保管方法を解説

皆さんは、購入したコーヒー豆の鮮度を保つ方法をご存知ですか?

コーヒー豆は、賞味期限が長いと思われがちですが、まちがった保存方法をしていると劣化が早い商品です。

今回の記事では、お気に入りのコーヒー豆を長く楽しむために知っておくべき、保管方法について解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

コーヒー豆の保管ポイント

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コーヒー豆は、その見た目から長期保存が可能な商品と思われがちですが、味わいのピークは、焙煎日から2週間-1ヶ月後まで、その後は、徐々に風味や味が落ちていく傾向となります。そのため、買ったコーヒーを最後までおいしく飲みきるには、コーヒーを「なまもの」と同じように扱うのがポイントです。

それでは、コーヒー豆を保管するときに、おさえておくべき注意点を4つご紹介します。

酸素に触れさせない

コーヒー豆は酸素に触れることで、徐々に酸化が進んでしまいます。

酸素に触れないような場所での保管や、密閉容器の利用などを検討しましょう。


紫外線や日光から守る

コーヒー豆は紫外線や日光の影響でも劣化が進みます。また、電灯の光にも弱い性質を持っているので、できるだけ光が当たらないような場所や、保存容器がおすすめです。

高温多湿を避ける

高温は、酸化スピードをはやめてしまう要素の一つです。気温の高い場所で、コーヒー豆を保管するのは避けましょう。夏場などは特に注意が必要ですね。

また、多湿についてもカビや雑味を生む原因となるため、注意しましょう。

湿度を保つ

多湿とかぶる部分がありますが、湿度を一定に保ち、コーヒー豆が水分による悪影響をうけないようコントロールしましょう。


コーヒー豆の適切な保存方法

コーヒー豆を最後までおいしく飲みきるためには、酸素、紫外線、高温多湿という3つの要素をコントロールすることが重要です。
そのため、コーヒー豆は光と高温多湿をさけられる密閉容器にいれ、冷暗所で保存するのがおすすめです。

これは、コーヒー豆・挽いたコーヒー粉のどちらを保存するのも同じ要領です。

コーヒー豆の保存温度

コーヒー豆を保存する冷暗所として、常温、冷蔵、冷凍と、さまざまな保存場所が考えられますよね。

3つそれぞれの特徴を解説していきます。

常温保存

「常温保存」は未開封かつ数日で飲みきれる場合のみに限定しましょう。また、常温で保存するとしても、直射日光は避け、風通しがよく気温が15℃以下の場所におくようにしてください。夏場などは、仕事で部屋にいないときに高温多湿になるケースも多いので、特に注意しましょう。

冷蔵保存

冷蔵保存する場合、冷蔵庫にコーヒー豆を保管することがほとんどだと思いますが、コーヒー豆は脱臭効果があるため、冷蔵庫の匂いを取ることができる代わりに、コーヒー豆ににおい移りしてしまうリスクがあります。そのため、冷蔵庫で保管するときは、必ず密閉容器を使うようにしてください。におい移りを防ぐことができます。

冷凍保存

コーヒーをすぐに飲まない場合は、コーヒーの冷凍保存がおすすめです。こまめに飲むコーヒーだと、解凍の手間がめんどくさくなってしまいます。

解凍する時は冷蔵庫にコーヒー豆を移し替えて、自然解凍しましょう。ただし、解凍の過程や、冷凍庫から取り出したタイミングで、コーヒー豆に水滴がついてしまうこともあります。出し入れはなるべくひかえて、1週間で使う分だけ解凍するなど、調整をしましょう。


コーヒー豆の保存期間

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まず、コーヒー豆を新鮮な状態で長く楽しむためには、「コーヒー豆」の状態で保存するのがおすすめです。豆を挽いた「コーヒー粉」の状態だと、どうしても酸素に触れる面積が多くなり、劣化のスピードも早まってしまうためです。

「コーヒー豆」なら開封せずに約30日ほどが保存/賞味期限の目安です。「コーヒー粉」なら、7日以内が賞味期限の目安です。

また、窒素充填されているコーヒーバッグであれば、1年ほど風味を保つことができるので、頻繁にコーヒーを飲まないけど、たまに飲むという方にはおすすめです。

コーヒー豆の保存容器を選ぶ

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コーヒー豆の保存容器は、コーヒーキャニスターと呼ばれることもあります。選ぶ際のポイントは、「密閉性」と「遮光性」です。

コーヒー豆を劣化させてしまう光と酸素を避けることが、とにかく重要です。

また、コーヒー豆の使用頻度でコーヒーキャニスターのサイズも検討しましょう。
もし一人暮らしでしたら、200g-300gほど入るコーヒーキャニスターがあれば充分です。お気に入りの豆を数週間分買いだめるといった場合は、ワンサイズ大きなコーヒーキャニスターの購入をご検討ください。


コーヒー保存容器は、さまざまな素材のラインナップがあります。

なかでも保存におすすめなのは、ホーロー、陶器、木製のコーヒーキャニスターです。

コーヒーキャニスターは、100均から高価でデザイン性にすぐれたものまで豊富な種類があります。日常的に目に入るコーヒーキャニスターなので、ぜひお気に入りのキャニスターを探してみてくださいね。


コーヒーキャニスターにコーヒー豆をいれる場合は、袋ごと容器にいれておくのがおすすめです。風味が逃げづらくなります。

ぜひお試しください。

おいしいコーヒーを長くたのしもう

今回はコーヒー豆の保存方法について、解説しました。いかがだったでしょうか?

お気に入りのコーヒーを見つけたら、できるだけ長くたのしみたいですよね。

お店並みの温度湿度管理で、コーヒー豆を保管するのは難しいかもしれませんが、コーヒーキャニスターにコーヒー豆を袋ごといれて保存するなど、少しの工夫で香りや味が長持ちします。

コーヒー豆の保存方法、ぜひ実践してみてください!

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